エオラプトル
【エオラプトル】
推定体重わずか10kgの小さい恐竜
南米アルゼンチンで発見された原始的な竜脚形類で、コエロフィシスのように空中の軽い骨を持ち、同様に素早く動き回れたと考えれている三畳紀後期の最も古い恐竜の一つです。植物食に向いた歯と肉食に向いた両方の歯を持っていました。初期の恐竜には雑食性のものが多く見られますが、エオラプトルも昆虫や小動物、他の恐竜の卵なども狙っていたかもしれません。
恐竜時代の幕開けの時代に存在したことから、「エオラプトル(夜明けの泥棒)」という名前が付けられています。恐竜にはふくめないという研究者もいるとのことです(ウィキペディア)。
アルゼンチンでは、三畳紀後期の地層から、初期の竜脚形類のパンファギア(なんでも食べるもの)、レッセムサウルス(レッセムのトカゲ)、リオハサウルス(リオハのトカゲ)[レッセムは人名、リオハはアルゼンチンの地名にちなんだ名前]など、三畳紀後期からジュラ紀前期に栄えた原始的な竜脚形類の植物食恐竜も発見されています。