ステゴサウルス
【ステゴサウルス】
背中の板は放熱板だった
ステゴサウルスは、ジュラ紀後期(1億5,000万年前)から白亜紀前期(1億4,000万年前)にかけて、北アメリカ大陸に生息していた植物食恐竜です。背中に生えた板状の突起は映画「ゴジラ」のモチーフになっています。
背中の板状の骨は、互い違いに並んでいて、多くの血管の痕跡から、体温を調節するために使われていたものと考えられています。尾の先にある4本の棘は身を守るために使用した武具のようなものです。その他、ステゴサウルスの喉の部分は細かい鎧状の骨のようなもので守られていました。自分たちが肉食恐竜に襲われることを解っていたように、防護するように体を作るわけですから。
進化は本当に謎だらけ、不思議な領域ですね。もしかしたら、背中の大きい板でソーラー発電もやっていたとしたら、なんて、ありえないですけど、想像してしまいますね。